
大庭空山ってどういうところ?
松江市の南 大庭町と八雲町との境にあります。
宍道湖と中海を望む風光明媚で、空が近くに感じられるいいところです。
古からの歴史のある地域で、近くには、「大庭大宮さん」と崇敬される
国宝社殿の神魂神社、縁結びで有名な八重垣神社、があり、周辺には
正倉跡、国分寺跡、国庁跡など、古代出雲の中心地であった遺跡や、
風土記の丘資料館など文化財をみることのできる施設が多くあります。
ちなみに・・・ 大庭空山にも伝説があります。
「大山さん」と呼ばれるカラス天狗のお話です。


『枕木山にいる枕木天狗と大山にいる大山天狗がけんかをして、
けがをした大山天狗が空山まで飛んできたそうな・・・。
(中海の底にごろごろある石は中海をはさんで
枕木天狗と大山天狗が石を投げ合った
あと、らしいです。)
空山にいた牛が天狗のけがをなめてなおしてあげたら、ある年に
疫病がはやって牛が死にかけたとき、天狗がやってきて病を治してくれた・・・』と
空山の中腹にカラス天狗の看板が立っていて、細い細い道をあがると、
狛犬様と、牛さん、カラス天狗様が、いらっしゃいます。

大山さんの近くからは、お天気の良い日に「大山」も望めます。

空山の畑からみた「宝箱」のある大庭町です。
大庭公民館、大庭幼稚園と湖東中学校がみえます。
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